転職一周年

ironoir.hatenablog.com

もう一年ですか。早いですね。概ね、いい感じです。

職場環境の安定感

現職で感じる一番はこれ。といっても、ビジネスは目まぐるしく動いていて、ありがたいことにすごい勢いで伸び続けていますし、在宅勤務しつつも忙しさはなかなかです。ここでいう安定感は、そういった状況に対するアプローチが一貫しているので、メンタル的な安定が保たれやすいこと。副次的には、自社内で構築・運用しているサービスなので、融通が利くことが多い(これは部署によりますが)。そしてなにより、一緒に働くメンバーが総じて(平均すると、ぐらいの意味で捉えてください)穏やか。他ならぬ自分自身も少し影響されて穏やかになったはず。これはもともと求めていたことでもあるので、大変ありがたい話です。

規模による文化

超大企業とまでは言わないまでも、それなりの数の従業員が全国/国外で働いているわけで、何をするにも、これまでのように身軽ではいられません。合意をとって動かないと、存在すら気付いてもらえない事態になります。ただなぜか、それなりに調整業務はできているようで一定の評価をもらったりはしているものの、重りをつけて動いているような感覚にようやく慣れつつあるところです(実際は家で座っているだけですが)。IT技術者以外という意味も含め、多様な人々と意見をすり合わせる機会は確実に増えているので、その点でもいっそう鍛えられますね。その割に人間的なしがらみはほぼないのは不思議。文化と呼ぶべきか、単に私が鈍感なのか。。。

技術的にはレガシーとの戦い

モダンな開発をしている箇所もありますが、わたしはメインのバリバリ稼働しているECサイトの人なので、日々レガシーとの戦いです。「成長痛」と表現したこともありますが、20年、積もったものをみんなでがんばって少しずつ切り崩している状況です。その中で新機能も作るのですが、その度にわりと「なんでやねん」を心で唱える羽目になります。個人的にはなんとかしたいと思って、ただし上記の規模感の話と合わせると、これまでのように強引に一人でがんばって一点突破を狙う、という手法は通用するはずもありません。作戦を練って、しかし自分の未熟さに日々うなだれたりしつつ種を蒔いている最中でございます。あと、最近は、採用のためにも技術的な発信(ブログ)に力を入れていて、はてブの数で喜んでますね。巨大ECサイトの開発に携わりたい方、絶賛募集中でーす。

いやー、それにしても、重りを外して動き回れる、個人の趣味開発は天国じゃー

いい上司がいます

これは本当に幸運なのですが、良い上司の方々と働けています。年齢の上下にかかわらず、的確な指導をくれる人間ってとても少ないわけですが、現在のところ(こんな私でも)素直に指導を聞けている状態が続いています。あ、年下の上司もいます。上層部にシステムをわかっている人間がいることもこの規模だと本当に強い。あと、程度問題でしょうが、本当に数字で合理的に判断する会社なのでそこはありがたい。少なくとも性には合ってます。たまに、もう少し「遊び」があってもいいのかもと感じる瞬間もありますが、窮屈というわけでもないですね、不思議と。

まあ、完全在宅で仕事以外のコミュニケーションが少ないのは、へーしゃだけの事情ではないですが、まあ、悩ましいですね。

のびしろいっぱいなのでがんばります

もう何年間も伸び悩んでいた気もするので、環境って大切です。ひきつづき、がんばりますのでよろしくです。